展示室

企画展

企画展 期間 :平成29年12月16日(土) ~ 平成30年4月15日(日)

近代日本の道徳教育

開催概要


 「修身参考 偉人の幼年時代双六」 (『セウガク 二年生』 附録)
 1936(昭和11)年 当館蔵

  全国の小学校で,2018(平成30)年4月から「特別の教科 道徳」が完全実施されます。そのルーツは, 1958(昭和33)年に特設され現在まで続いている教科外活動「道徳の時間」にありますが,1958年以前にも道徳の教育は行われていました。
  江戸時代には,すでに各地の私塾で道徳が説かれており,寺子屋で使われた『実語教』『童子教』などのテキストには道徳的な内容が含まれていました。今から約150年前に明治時代(1868-1912年)になると,まず明治2年に京都で64校の番組小学校が創設され,次いで全国各地に小学校が設置されていきます。この,江戸時代にはなかった近代の産物である小学校の特徴は,国で統一されたカリキュラムによって,様々な教科を,一斉授業で教えることを目指したところにありました。当時はまだ「道徳」という科目はありませんでしたが,修身科が設置され,この修身科を中心として徳育が行われました。自由民権運動が活発になる1870年代末になると,政府内で修身科の重要性が認識され始め, 1880(明治13)年に修身科が最も重要な教科(「筆頭教科」または「筆頭科目」)になり,1890(明治23)年には明治天皇の名において「教育ニ関スル勅語」が出されました。それ以降も,道徳教育は時代によって遷り変わっていきます。
  本展では,明治初期から第二次世界大戦期までの小学校における道徳教育のあゆみを,教科書や写真のほか,様々な史料を通して振り返ります。  

会期 平成29年12月16日(土)~ 平成30年4月15日(日)
休館日 毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)・12月28日~1月4日
会場 第1会場:1階 第2展示室 , 第2会場:3階 第3展示室
開館時間 午前9時~午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)
入場料 大人200円 小・中・高生100円
  (20人以上の団体は,大人160円 小・中・高生80円)
  ※上記の入館料で常設展示と企画展示をご覧いただけます。
☆★市内の小・中学生は土・日曜日入館無料★☆

◆◇◆その他の各種割引はこちら◆◇◆


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展示作品例

◆◇◆展示資料の一部をご紹介いたします◆◇◆


『通俗伊蘇普イソップ物語 一』
 1872(明治5)年 当館蔵

楠木正成の忠 (『錦絵修身談 巻二』 より )
 1885(明治18)年 当館蔵


教育勅語謄本
 1890(明治23)年 当館蔵


御真影拝戴式
 1931(昭和6)年 当館蔵


あめりか人形 (青い目の人形)
 1927(昭和2)年 当館蔵

「センセイ」 (『尋常小学修身書 巻一』 より)
 1936(昭和11)年 当館蔵


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チラシ(PDF:374KB)

B3ポスター(PDF:672KB)

企画展関連講演会 ◆◇◆お申込方法はこちら◆◇◆

① 上映会 「小津安二郎の名作映画でむかしの子どもを見よう!」
  日本でサラリーマン家庭が増え始めた昭和初期。そのサラリーマン家庭の子どもの姿を描いた小津安二郎の名作「大人の見る繪本 生まれてはみたけれど」を,解説つきで上映します。
日 時

平成30年2月24日(土) 

午後2時~4時 (受付は午後1時30分から)

講師

弁士: 遊花 氏 (NPO法人 京都の文化を映像で記録する会 理事)
解説: 濱口 十四郎 氏 (NPO法人 京都の文化を映像で記録する会 理事長)
    和崎 光太郎 (当館学芸員)


② 講演会 「近代日本の道徳教育」
 企画展の内容を,より詳しく解説します。「昔の道徳教育は良かった」あるいは「昔の道徳教育は良くなかった」といったお話しをするのではなく,「昔の道徳教育はこうだった」ということを現物史料に基づきながら,できるだけ具体的にお話しします。
日 時

平成30年3月 3日(土)

平成30年3月18日(日)

午後2時~3時30分 (受付は午後1時30分から)

※両日とも同一内容

講師

和崎 光太郎 (当館学芸員)

 
③講演会 「これからの道徳教育――いのちを問う――」
 虐待,いじめ,不登校,低い自尊感情,脆弱な人間関係,社会性の欠如,夢を見いだせない閉塞感そして自殺といった状況が指摘される今日だからこそ,子どもたち一人一人が自らのかけがえのない「いのち」を,いかに「生かそう」とするのかを生涯問い続け,豊かな人生を歩んでいける。本講演ではそのような「道徳教育」を考えてみたいと思います。
日 時

平成30年3月10日(土)

午後2時~3時30分 (受付は午後1時30分から)

講師

柴原 弘志 氏 (京都産業大学教授)

 


◆◇お申込方法◇◆
定 員 ① 80名 ② 各回100名 ③ 120名
(※すべて要申込/先着順)
費 用 無料 (要当日入館券200円,各種割引制度あり)
場 所 学校歴史博物館
申 込

先着順,定員に達し次第受付終了します

以下により学校歴史博物館へお申込みください

●TEL:075-344-1305 (午前9時~午後5時,水曜休館)

●FAX:075-344-1327

●ハガキ:〒600-8044 京都市下京区御幸町通仏光寺下る橘町437

 京都市学校歴史博物館 宛

●Email:rekihaku-jigyou@edu.city.kyoto.jp


※イベント名,代表者氏名,連絡先電話番号,参加人数(申込方法に合わせて住所・FAX番号・メールアドレス)を明記して下さい

※おかけ間違いのないようご注意ください

※ハガキ,FAX,Emailへの受信確認の返信は行っておりませんのでご了承ください


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