展示室

月替わり!教育資料展示

 令和2年10月より,常設展の中にさらに新たな月替わり展示コーナーが加わりました。様々な教育資料を毎月入れ替えて展示いたします。どうぞお楽しみに!

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令和2年12月の展示 (展示期間:12月5日~1月9日)
「京都市の学校・学区と感染症②―番組小学校で感染症がどのように教えられたのか?―」
① 『健全法』 巻四
(ロベルト・ゼエムス・メン著,杉田玄端訳,致高館,慶応3(1867)年)
学制制定に伴い定められた京都府下の小学校の教則において,「養生口授」で使用する教科書として示された書籍です。
② 『市中制法』  京都府 明治2(1869)年
新時代の京都,とくに市中(現在の京都市中心部)における生活の心得が説かれた冊子です。
③ 改正京都府下小学下等課業表 明治7(1874)年1月
学制制定に伴い定められた京都府下の小学校教則の中で,課業を示した一覧表がこの資料です。

④ 改正京都府下小学上等課業表 明治7(1874)年1月
学制期の上等小学(現在の小学校4年生~中学2年生に相当)においても,京都では全級に「養生口授」が設置されていることがわかりますが,国の小学教則では一級に設置されるのみでした。

⑤ 小学課業表
 明治4(1871)年8月
この課業表から,『市中制法』が番組小学校「第五等」の教材として位置づけられているのがわかります。
令和2年11月の展示 (展示期間:11月8日~12月7日)
「東京オリンピックと京都市の学校資料―昭和39(1964)年にタイムスリップ!―」
左上:東京オリンピック記念献立  昭和39(1964)年
 東京オリンピック開催を目前とした時期に,当時の京都市の児童たちが食べたオリンピック記念献立とその調理法について記された貴重な資料。当時給食でデザートが出されるのは大変珍しかったが,記念献立にはそれが加えられていて,この記念献立が作り手にとっても児童にとっても,とても特別で大切なものであったことを,現在によく伝えてくれている資料である。
右上: 開智 (京都市立開智小学校児童文集 高学年)
                            昭和39(1964)年7月1日
 京都市立開智小学校で東京オリンピック直前の時期に編集されていた児童文集。当時の高学年児童がこのオリンピックに向けてどのような心持でいたのか。その心境がとてもわかりやすく表現されている。
下: オリンピック聖火リレーの様子 昭和39(1964)年9月28日(推定)
  京都市立鏡山小学校に残されていた聖火リレーの様子を伝える写真。学校は地域の場としても機能していて,その性格が強い京都市の場合,こうしたオリンピックに関する資料もまた,学校に残っているかもしれないことを示唆する資料。
令和2年10月の展示 (展示期間:10月8日~11月7日)
「京都市の学校・学区と感染症―京都独特の感染症への対応法がある?―」
左上:学校日記 (日誌)(乾校 ※現在は洛中小学校に統合)
             明治18(1885)年8月~明治20(1887)年3月 
 当時コレラで学校にも大きな影響が出たことが記録されています。
右上: 下京二五組通常会決議 (現在の稚松学区)
                             明治18(1885)年
 当時の組(学区の前身)で「伝染病予防」に関する活動が行われていたことを伝える資料です。
下: 児童養護読本 (副教材/京都市小学校養護研究会編)
                           昭和15(1940)年9月
 京都市の先生たちが編集した教材で,昔の京都においては,感染症に対してどのようなことを気をつけたらよいと考えていたか,わかる資料です。

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